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ペナルティのワッキーが「中咽頭がん」を公表!しやべれる治療を選択

お笑いコンビ、ペナルティのワッキー本名・脇田寧人(わきた・やすひと)さん(47)が、公表した中咽頭(いんとう)がん。ステージ1で、外科手術はせずに喋れる方向で放射線化学療法を受ける方針と言います。

 

 

ワッキーこと 本名・脇田寧人さんが「中咽頭がん」に


中咽頭にできたがんを中咽頭がんといい、中咽頭がんは頭頸部がんの1つです。
咽頭の周りには多くのリンパ節があるため、頸部(首)のリンパ節に転移しやすいという特徴があります。がんの発見時に頸部リンパ節への転移が見つかることも珍しくありません。

中咽頭がんの症状はどんなの?

中咽頭がんは、初期のうちは自覚症状がみられないことがあります。初期症状としては、以下のようなものがあげられます。

飲み込むときの違和感、おさまらない咽頭痛、吐血(とけつ:消化管からの出血)、口を大きく開けにくい、舌を動かしにくい、耳の痛み、口の奥・のど・首にできるしこり、声の変化。

これらのような気になる症状がある場合には、早めに耳鼻咽喉科を受診し、早期発見につなげましょう。

中咽頭がんの要因は

中咽頭がんの発生には、喫煙・飲酒との強い関連があります。また、ヒトパピローマウイルス(HPV)が中咽頭がんの発生する危険性を高めることがわかっています。

ワッキーが選んだ中咽頭がんの喋れる治療法とは?


「早期の中咽頭がんや下咽頭がん、喉頭がんなどでは、外からのどを切開するのではなく、口から器具を挿入する経口的切除が積極的におこなわれるようになり、なるべく小さな切除で機能温存を図りつつ、根治とQOL維持を目指します」

頭頸部には、嚥下や咀嚼、発声など生きるうえで重要な機能や、嗅覚、味覚などの感覚器が多いため、機能温存を重視し、拡大手術から放射線へと治療の主体が移っていたが、北里大学病院の山下拓医師は「最近その動向に変化がみられる」と話す。

中咽頭がんの予防と健診

がんの予防

日本人を対象とした研究結果では、がん予防には禁煙、節度のある飲酒、バランスの良い食事、身体活動、適正な体形、感染予防が効果的といわれています。
中咽頭がんを予防するためには禁煙し、飲酒も適量を心がけましょう。

がんの検診

がん検診の目的は、がんを早期発見し、適切な治療を行うことで、がんによる死亡を減少させることです。わが国では、厚生労働省の「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(平成28年一部改正)」で検診方法が定められています。

しかし、中咽頭がんについては、現在、指針として定められている検診はありません。気になる症状がある場合には、耳鼻咽喉科を早期に受診することをお勧めします。人間ドックなど任意で検診を受ける場合には、検診のメリットとデメリットを理解した上で受けましょう。

なお、検診は、症状がない健康な人を対象に行われるものです。がんの診断や治療が終わった後の検査は、ここで言う検診とは違います。

ワッキーの中咽頭がん公表に励ましのエール5000件


ワッキーのツイッター原文より

ペナルティワッキー
@wakitayasuhito

世間様が大変な時期に自分の事ですいません。 先月、自分の喉に癌がみつかり、 中咽頭癌のステージ1と先生から伝えられました。 そして明日6月8日から治療のため約2ヵ月間入院することになりました。 また皆さまの前に元気な姿をお見せできるよう全力で頑張ってきます!

ペナルティ
ワッキー

ワッキーは7日にステージ1の中咽頭がんであることを公表。8日から約2カ月間、入院することを明かしていた。

この投稿には18万のいいね!と5000件を超えるコメントが投稿され、芸人仲間はもちろん、ワッキー自身が市立船橋高校サッカー部出身であることから、サッカー界からも励ましの声が届いていた。

 

公表から一夜明けたこの日、ワッキーは「皆さんからの沢山の応援メッセージ本当に自分の勇気とパワーに変わっています。心からありがとうございます」と励ましの声に感謝。

 

 

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