中国武漢をかわきりに世界中で猛威を振るってる「新型コロナウイルス」ですが日本で拡大を防げるのか?
各イベントやライブが中止に追い込まれてるのが現状です。
エンタメ業界の損失は既に数百億円らしいです。
この記事の【目 次】
東京オリンピックの開催はどうなる?
このまま新型コロナウイルスが猛威を振るえば、確実に東京オリンピックの開催は中止されます。
その猛威の判断が難しいところですが、5月の時点でのコロナウイルスの状態で最終判断をすると思います。
また、IOCのディック・パウンド委員が東京オリンピックに関して気になる発言をしていました。
その内容は下記の通りです。
IOCのディック・パウンド(77)委員の気になる発言
新型コロナウイルスによる肺炎の感染拡大を受け、国際オリンピック委員会(IOC)の
ディック・パウンド委員(77)=カナダ=が、東京オリンピックを開催するかどうかの判断の
期限は5月下旬になるとの見方を示した。AP通信のインタビューに答えた。順延や開催地変更は難しいとも指摘した。
パウンド氏は、3か月たっても事態が収束してない場合、「恐らく中止を検討するだろうと」と述べた。
開催時期を秋にした場合、欧米の人気プロスポーツとシーズンが重なる。
五輪は巨額の放映権料がかかっており、順延は現実的ではない。また、開幕まで150日を切っており、「場所を移動することは困難」との見解を話した。
出典元: 毎日新聞
もし東京オリンピックが中止になったら経済損失の金額は?
中止になった際の損失額の内訳
効 果 | 内 訳 | 損 失 金 額 |
---|---|---|
直接的効果 | 競技会場の整備費や警備費 | 合計で 約5兆2000億円 |
輸送を含む大会運営費 | ||
大会観戦者らの支出 | ||
企業のマーケティング活動費 | ||
スタッフ人件費 | ||
レガシー効果 | 訪日観光客 | 合計で 約27兆円 |
交通インフラの整備 | ||
バリアフリー対策 | ||
競技会場の活用 | ||
スポーツ人口、イベントの拡大 | ||
広告費 | 約2兆円 |
総合計 約34兆2000億円
大会招致が決まった2013年から2030年までの18年間の経済効果の金額になります。
1年間で1兆8千億円。
2020年現在から2030年までの損失額は18兆円という事になる訳です。
どえらい金額です。
1兆円と言われてもピンとこないですよね。
■ 80年間毎日フェラーリを買い換える事ができる
■ 年収500万円の人が20万人分
■ 毎日1,000万円を使うと300年近くかかる
損失額が1年間で1兆8千億円。
年収500万円の人が20万人分で考えると、2030年までに
毎年32万人の男性が職を失うと想像しやすいのではないでしょうか。
10年で320万人。
日本経済に大打撃が来るということが分かります。
そう考えると恐ろしい損失額になります。
東京オリンピック2020が中止になった際は日本にとんでもないダメージになる事は間違いって事です。
東京オリンピック開催した場合の経済効果の4つ
1. オリンピックムードの「ドリーム効果」で消費活動が活発化
オリンピック・パラリンピックの効果で、個人の消費活動も活発化すると言われています。森記念財団都市戦略研究所では、社会全体で華やかな喜ばしい出来事が起きた時、オリンピックムードで様々な消費行動が拡大する“ドリーム効果”が起こると予想しており、消費が拡大する分野として、ハイビジョンテレビなどの購入やスポーツ用品の購入促進などが挙げられています。
2. 宿泊施設の利用者増加で売り上げアップ
オリンピック・パラリンピック開催期間中は、より多くの外国人観光客が日本を訪れることが予想されます。現在、宿泊施設不足が課題となっており、国内・外資系ホテル、ビジネスホテルなどがランクや規模にかかわらず、急速に建設されています。2020年に向けて、更に需要は高まるといえます。
3. 外国人観光客の増加で宿泊施設や旅行業に恩恵か
2018年の年間の訪日外国人客数は3000万人を突破し、その数は年々増加しています。東京都の試算および観光庁宿泊旅行統計調査によると、オリンピック・パラリンピックの開催期間中は約1,500万人もの観光客が東京を訪れると予想しています。観光客受け入れのために、宿泊施設のホテル業界やツアー企画などで旅行業界は好景気が期待されます。
4. 雇用促進で、転職活動にも好転の兆し
オリンピック・パラリンピックは大きな雇用も生み出します。競技が行われる会場やその周辺のインフラ設備、バリアフリー対策などを含めると、東京都で約129万6千人、全国で約193万8千人の雇用が発生すると期待されています。オリンピックによって、ホテルや旅行、飲食業などのサービス業界も需要は高まるので、求人数の増加が予想されます。就職・転職を考える人にとっては良いタイミングであると言えます。
今日も最後まで見ていただき ありがとうございます。